2009/08/20
ジャマイカで過ごした時間、新しい結婚、ヴァーヴとの契約……それがブラジル人ボーカリスト、BEBEL GILBERTOの4THアルバム『ALL IN ONE』の原動力になっている。9月29日に発表される12曲入りのアルバムには、MARK RONSON(AMY WINEHOUSE,
LILY ALLEN)、THE BRAZILIAN GIRLSのキーボーディスト、DIDI GUTMAN、THE DUST BROTHERSのJOHN KING、そして伝説的ブラジル人ミュージシャン、ANTONIO CARLOS JOBIMの孫、DANIEL JOBIMなど様々なプロデューサーがフィーチャーされている。
有名なボサノバの王様、JOAO GILBERTOの娘であるGILBERTOは2000年のデビュー作『TANTO TEMPO』でシーンに躍り出た。このアルバムは全米で309,000枚売れている。以来、彼女は音楽の幅を広げ、ジャズ、ソウル、トラディショナルなポップなどを取り入れながらも決してブラジル人のルーツを忘れてはいない。『ALL IN ONE』は彼女がそうしたスタイルをひとつのレコードにまとめていることを示すようなタイトルに思える。
過去のアルバムと同様、本作もほとんどポルトガル語で歌われているが、万国共通のテーマが扱われている。「私は自然、愛、人生の決定的瞬間について語っているの。人生は大変だけど、時として素晴らしいものになる。このアルバムではヴァーヴと長年私と一緒にやってきた人たちが見事に結びついた。それがすごくプラスになっていると思うの」
12曲中6曲でGILBERTOは作曲に関わっている。また、BOB MARLEYの「SUN IS SHINING」やSTEVIE
WONDERの「THE REAL THING」、MACK GORDON/HARRY WARRENのクラシック「CHICA CHICA BOOM CHIC」などのカバーも収録されている。
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